経営者は会社と共に成長する!

ビル群よく目にする大企業の経営者の中には「素晴らしい人格者ではないだろうか?」と感じるような方がいらっしゃいます。

そのような方々は最初から素晴らしい人格をを持ち合わせていたのではなく、会社で様々な仕事に向き合い、経営者になってからもひたすら企業のあり様や正しい経営について学び、考える中で人が磨かれてきたのではないかと考えています。

一定の大企業の経営者ともなると著作(おもに本)が世に発表されそれに触れることもできますが、そのようなある種の自伝のようなものに触れれば触れるほどその思いは確信に変わっていきます。

 

前回「中小企業は経営者で100%決まる」というタイトルでお話をしましたが、中小企業の社長、経営者にも同じことが言えると考えています。

その理由として

  • 大企業も当初は小規模事業者や中小企業だった
  • 初代の経営者が一代で企業を成長させているケースが多い
  • 既に代替わりしている企業であっても初代の価値観を踏襲しているケースが多い

というようなことを挙げられると考えています。

ですから最初から素晴らしい人格者と言われるような人がいて突然大企業が出来上がるのではなく、創業当初は規模が小さく、経営者としても未熟(失礼な言い方ですが)であったとしても、企業の成長と共に経営者も成長しそれが同時進行したから大企業や強い会社に成長したと言えるのではないでしょうか。

 

経営者ならば、私たちにもそのチャンスは大いにあると言えますよね?

大企業を目指していないとしても、経営する企業の成長と共に経営者が成長することは全くもって無理な理由はありませんからね。

ということは経営者(社長)は大変忙しいかもしれませんが、実務の経営、経営の勉強、それに経営者としてふさわしい人格を形成するための人磨きの3つが大きな仕事となろうかと思います。

 

3つのうちの一つでも欠ければ、そこで企業の成長は止まります。実際止まっている企業は数えきれないほどあります。例えば実務の経営に専念しすぎるあまり企業の成長が遅い、もしくは止まっている。そこそこの企業規模にまで成長しているのに、それに見合った経営者の姿が見えてこない。この場合は、ここが企業が成長するピークとなってのちに衰退していくケースが多い。もちろん、こういう場合は次世代の社長の育成はできていません。

経営者は企業の成長と共に、自らも成長し続け、素晴らしい人格者となれるよう努力をしていくことが不可欠です。これを怠るとどのレベルかはともかくとして企業の成長も止まります。成長が止まれば、やがて衰退する道しかないわけですから、どれだけ多忙であっても経営者が成長し続けることは必要なのです。