社内業務のボトルネックを探せ!
社内にボトルネックがあると、そこで業務が停滞することはご存じでしょう。
しかしそれが当たり前となっているのが現状で「慣れ」が蔓延していれば、ボトルネックを探すことは意外に難しいものです。
しかし「単体の業務」のスピードではありません。
全体の業務、つまり入り口から出口に至るスピードを見るのです。
そうすると早く出来上がるものもあれば「いつになったらできるんだ?」と思う仕事も見つかります。
また当然のように優先順位が後回しになっているものがあれば、完全に停滞するものもあるでしょう。
そういうものを見つけて社内の業務スピードを上げていくために「ボトルネッ」を見つける必要があるのです。
しかしここに大問題がひとつ存在します。
社内の人間は皆現状を「当たり前」と意識、無意識を問わず捉えていて、問題(ボトルネック)を見つけることが非常に難しいということがあります。
また仮にボトルネックが見つかったとしても既得権とでもいいましょうか、担当者は自らの仕事に対して「ケチや文句」を言われているようにとらえたり、認めようとしないこともあります。
それもまた無理もないことで、他の人たちと同じようにそれが担当者の役割であり、それを奪われる、否定されるという気持ちが前面に出ると拒絶反応を起こしてしまうのです。
ですからボトルネックを見つける時には複数のセクションの複数の人が協力して、プロジェクトのようにして動かすことが秘訣です。
ボトルネックは様々な姿、形をして隠れていますので、目を凝らして見つけてくださいね。
